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ケニア大学内で銃乱射、イスラム過激派により生徒含む犠牲者多数【海外メディアによる新たな情報と事件の経緯】 [ニュース【海外】]

2015年4月2日未明、ケニア東部ガリッサの大学が、国際テロ組織アルカイダ系イスラム過激派アルシャバーブに襲撃され、ほとんどを学生が占める少なくとも148人が殺害された事件で、ケニア国防省によると、事件に関与していたと見られる新たな容疑者数人を捕らえたと明らかにした。


そのうちの1人は事件のあった大学の警備員で、スパイとしてアルシャバーブと通じていたことと、隣国ソマリアへの逃亡を企てていたことがわかった。


4日、アルシャバーブはケニア政府に対し、「これからケニアの都市は血の海となる。長く、身の毛もよだつような戦いが始まる。」などと、新たなテロをほのめかすような声明をインターネットを通じて公開している。


過激派の中でも闘争的なグループは、「この一連の事件はケニア保安局の行いが原因である」などと批判した。


保安局はアフリカ連合の平和維持活動の任務としてソマリアにて展開している。これと対峙するアルシャバーブはケニア軍の撤退を要求しており、これが果たされるまではテロが終わることはないとしている。




ガリッサで1人の生存者が襲撃の翌日に発見された。


BBCによると、その19歳の女の子は、大学の食器棚の中に隠れているところを安保当局者に見つけられたが、安全だということを証明するために学校の先生を連れて来なければならなかったほど恐がっていたという。


その後の生存者へのインタビューで、過激派は事件当時、学生寮で隠れていた生徒に「助かりたければ部屋から出ろ」とだまし、これに従った学生多数を「処刑」していたことをニューヨークタイムズ紙が明らかにした。


その後キャンパス内にて2人の容疑者を含む4人の生存者が発見された。
容疑者のうち1人はタンザニア出身で、襲撃した学校とは何の関係もなかった、などと証言したという。


ケニア政府はこれまで事件に関わった実行犯4人が現場で自爆により死亡したことと、5人の容疑者を逮捕したことを明らかにしている。


また、この事件による犠牲者は負傷者を含めると300人に及ぶ。中には3人の警察官と3人の兵士も含まれることも明らかになっている。
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