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日焼けしすぎで数千人の死者!米政府が警鐘を鳴らす悪性腫瘍による皮膚がんとは? [健康・美容]

実は致死率が比較的高いとされている「皮膚がん」


その中でも今アメリカで急激に増加し、人々を死に追いやっているのが「メラノーマ」と呼ばれる悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)だ。


メラノーマは、紫外線からDNAを守ってくれる「メラニン細胞」が、紫外線などの影響で悪性へ発現することによって発症する。初期のものだとほくろと見た目が同じなので気づきにくいが、転移しやすく致死率が高いと言われている。


実はアメリカでは年間約2100人、オーストラリアでは年間約1500人と、毎年多くの人がこの病で命を落としている。


その数は全ての年代で増加の傾向にあるが、65歳以上の増加が特に顕著だ。紫外線の強い国では20、30代の若い世代でも亡くなる人が多い。


米政府は「全ての人にとって日光に当たりすぎることの危険を促す公衆衛生に関する情報を受け取ることが必要だ」としている。


クラークのがん研究機関に所属するリチャード教授は「黒色腫の上昇率が世代に関わらず異常に速いスピードで増えている」と懸念する。


「常に自分の肌の状態に注意を払うことが大切です。体のどこかに変なあざがないか、何の変化も感じなかったとしても、チェックしてください。」


「黒色腫は通常、男性であれば背中あたり、女性ならばひざから足元にかけて発現することが多いですが、体のどの部分でも起こりうるものです。」


研究結果によると2年にたった1度の火日焼けでも悪性の黒色腫が発現する可能性あるという。


イギリスの皮膚科医や専門家たちは、


「現代の平均寿命は長く、これから多くの人が皮膚がんのリスクが高い年齢に達する。その上、現代のライフスタイルも危険だ。人々のパッケージツアーによる常夏地域への長期旅行や、肌を露出するようなファッションの浸透が皮膚がんの増加をますます助長させている。」と危惧する。


日焼けしても黒くならない白人や、日光に当たっている確率の高いラテン系の間で特に発症率が高い。


日本人でも日焼けによって黒くなりにくい人は特に注意が必要。この夏ビーチリゾートへ出掛ける予定の人は、日焼け止めと日光の当たりすぎに注意すること。十分な対策が必要だ。
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